三菱重工エンジニアリング、米国テキサス州で大規模ポリエチレンプラント・プロジェクトを受注

TOKYO, Jun 21, 2019 - (JCN Newswire) - 三菱重工グループの三菱重工エンジニアリング株式会社(MHIENG、社長:小林 繁久、本社:横浜市西区)は、三菱重工業の米国グループ会社である米国三菱重工業(MHIA: Mitsubishi Heavy Industries America, Inc.)および米国大手建設会社のザッカリーグループ(Zachry Group)と共同で、エクソンモービル社(ExxonMobil Chemical Gulf Coast Investments LLC)およびSABIC社(Saudi Basic Industries Corporation)との合弁会社であるGCGV社(Gulf Coast Growth Ventures LLC)から、年産130万トンの大規模ポリエチレンプラントを受注しました。同プラントは、GCGV社がテキサス州コーパスクリスティ近郊に新設を計画する大型エチレン複合生産施設(コンプレックス)の一部を構成するもので、MHIENGは詳細設計、機器供給・調達、モジュール製作を担当します。

ポリエチレンは、食品の包装、農業用フィルム、建設材等の様々な日用品に使用されます。

当社は、エクソンモービル社向けとして、同規模のポリエチレンプラントを2011年にシンガポールにおいて、また2017年には米国テキサス州で完工しています。また、現在テキサス州ボーモントでも、大型ポリエチレンプラントを建設中であり、今回4件連続の受注となります。

今回のプロジェクトでは、経済性および客先スケジュールの最適化のため、革新的なモジュール工法を提案。2017年10月から開始されたFEED(注)コンペティションを経て受注したものです。

米国ではシェールガスの増産を背景に、化学プラント市場が急拡大しています。MHIENGは引き続き、化学プラント主要顧客の集積地であるテキサス州ヒューストンに本社を置くMHIAと連携し、今後も、エクソンモービル社をはじめとした主要顧客との信頼関係を継続していくとともに、活性化する同国の化学プラント市場へ積極的な営業活動を展開していきます。

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概要:三菱重工業株式会社

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