ソニー、世界最小1/2.8型セキュリティカメラ向け4K解像度CMOSイメージセンサーおよび低照度性能を向上した2タイプを商品化

TOKYO, Jun 26, 2019 - (JCN Newswire) - ソニーは、今後のスマートシティの拡大を踏まえ、防犯・防災、交通、商業施設を始めとしたさまざまな監視用途で急速に普及が進むセキュリティカメラ向けに、4K解像度で世界最小※1 1/2.8型の積層型CMOSイメージセンサー『IMX415』を商品化します。加えて、4K解像度で従来比※2 3.3倍の高い低照度性能を実現する、1/1.2型裏面照射型CMOSイメージセンサー『IMX485』もあわせて商品化します。

セキュリティカメラは、さまざまな場所での需要の増加を背景に、設置場所を選ばない小型でかつ高い画像認識・検知性能がより一層求められており、今後のAIによる画像認識を用いた異常検知や行動解析においても、そのニーズは顕著になることが想定されます。

ソニーは、これまで難しいとされてきた、4K解像度での高い画像認識・検知性能と低照度性能の両立を小型で実現し、多様なシーンでの高画質撮像を可能にするCMOSイメージセンサーのラインアップを拡充することで、幅広いセキュリティカメラの展開に貢献します。

一般的に画素の微細化を進めると、1画素あたりの集光効率が悪くなり、感度が低下します。本商品では、独自の高感度・低ノイズ技術を駆使し、画素サイズを従来比※4約80%の1.45um角に微細化することで、4Kの高精細でありながら、世界最小※1 1/2.8型を優れた低照度性能で実現した積層型CMOSイメージセンサー『IMX415』を新開発しました。

一方、裏面照射型CMOSイメージセンサー『IMX485』は、最新の画素技術を適用した低ノイズ化により、4K解像度で従来比※2 3.3倍の高い低照度性能を実現し、暗い環境でも高い画像認識・検知が可能な、ハイエンドの4K対応セキュリティカメラ向けに商品化します。

今回開発したCMOSイメージセンサーが、さまざまな用途に搭載されることで、セキュリティカメラの4K化を促進し、市場拡大に貢献していまいります。

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概要:ソニー

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