日立と日立ビルシステム、ロープ式エレベーターリニューアル商品「G_Select(ジーセレクト)」にオーダー型エレベーター向けメニューを追加し、本格提供開始
TOKYO, Jun 27, 2019 - (JCN Newswire) - 株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)と、株式会社日立ビルシステム(取締役社長:関 秀明/以下、日立ビルシステム)は、老朽化したエレベーターの機器を最新のものに更新することで、安全性や快適性を高め、高度な保全サービスの提供を実現するリニューアル事業の強化、拡大を進めています。このたび、日立製ロープ式エレベーターのリニューアル商品「G_Select(ジーセレクト)」のラインアップとして、オーダー型エレベーター*1向けメニューを追加し、本格的に提供を開始しました。
設置後20年以上が経過したエレベーターのリニューアル需要が高まる中、日立と日立ビルシステムは、エレベーターの安全性・快適性・メンテナンス品質の向上を実現するリニューアルメニューを継続的に拡充しており、2012年12月にはロープ式標準型エレベーターを対象とした「G_Select」、2018年9月には油圧式標準型エレベーターを対象とした「Y_Select」の販売を開始しました。
ロープ式オーダー型エレベーターについては、従来、個別に実施可否の検討を行い、全ての既設機器を撤去して最新のエレベーターを据え付ける全撤去リニューアル、既設機器の一部を活用し、その他の機器を撤去して新設する準撤去リニューアル、さらには、工事期間短縮のニーズが高いお客さま向けに、既設のエレベーターのまま、制御盤や巻上機などの主要機器を入れ替える制御リニューアルを実施してきましたが、制御リニューアルにおいては、重量や寸法の制約によって新しい巻上機を機械室に納められず、断念するケースがありました。
こうした背景から、日立と日立ビルシステムは、今回、軽量かつ小型のギヤレス巻上機を新たに開発し、制御リニューアルの対象となるロープ式オーダー型エレベーターの範囲を拡大するとともに、制御リニューアルのメニューを体系化し、「G_Select」の新メニューとして追加しました。
オーダー型エレベーターは、事務所や工場、倉庫など、設置環境によって条件が大きく異なることから、今回追加した新メニューは、制御盤や巻上機などの主要機器を取り換える基本メニューに、お客さまのニーズに応じて個別にセレクトメニューを追加する構成としています。
基本メニューでは、最新のインバーター式の制御盤と、二重ブレーキを搭載した巻上機への取り換えにより、戸開走行保護装置が標準装備されるため、安全性の向上を実現します。さらに、セレクトメニューとして、各種の地震対策、乗降時の安全に配慮したドアセンサーの設置、最新の乗り場インジケーターやかご天井への取り換えなど、多様なメニューを揃え、お客さまの予算や希望工事期間に応じて自由に選択可能です。
日立と日立ビルシステムは、設置後20年を経過した日立製のロープ式オーダー型中低速エレベーター約5,800台を対象に、「G_Select」の新メニューを提案し、エレベーターの安全性、快適性の向上、充実した保全サービスの提供を図ります。
「G_Select」の新メニューの特長
1. リニューアル工事期間の短縮
従来、巻上機の重量や寸法の制約で、制御リニューアルを実施できず、準撤去リニューアルを実施していた場合との比較で、最短25日間の工事期間が必要となる準撤去リニューアルに対し、最短10日間で実施*2可能です。工事期間の大幅な短縮により、利用者の利便性低下を抑制します。
2. お客さまの多様なニーズに応じたセレクトメニュー
お客さまのニーズに応じて、初期微動感知地震時管制運転をはじめとする地震対策や、乗降時の安全に配慮したドアセンサーの設置、大きな文字で階数表記ができる乗り場インジケーター、雰囲気を一新できるかご天井の取り換えなど、お客さまの予算や希望工事期間に応じて自由に選択できる多様なセレクトメニューを揃えました。
3. 充実した保全サービスの提供
リニューアルの実施により、日立と日立ビルシステムが最新のエレベーター向けに提供する保全サービス「新スーパーヘリオスメンテナンス」の利用が可能になり、専門技術者が行っていた点検を24時間365日、常に行えるように構築し、切れ目なく安全・安心な環境を提供します。
また、震度5弱程度までの地震によって運転が休止した際に、自動で安全かつ迅速にエレベーターを仮復旧する「ヘリオスドライブ」*3や、運転休止やドア開時間などのエレベーター制御、お客さま作成メッセージや風景などのかご内液晶情報表示をそれぞれ遠隔で設定できる「ヘリオスコントロール」、「ヘリオスインフォメーション」など、最新の多様な保全サービスの利用が可能になります。
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概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
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source http://www.jcnnewswire.com/pressrelease/52667/3/
設置後20年以上が経過したエレベーターのリニューアル需要が高まる中、日立と日立ビルシステムは、エレベーターの安全性・快適性・メンテナンス品質の向上を実現するリニューアルメニューを継続的に拡充しており、2012年12月にはロープ式標準型エレベーターを対象とした「G_Select」、2018年9月には油圧式標準型エレベーターを対象とした「Y_Select」の販売を開始しました。
ロープ式オーダー型エレベーターについては、従来、個別に実施可否の検討を行い、全ての既設機器を撤去して最新のエレベーターを据え付ける全撤去リニューアル、既設機器の一部を活用し、その他の機器を撤去して新設する準撤去リニューアル、さらには、工事期間短縮のニーズが高いお客さま向けに、既設のエレベーターのまま、制御盤や巻上機などの主要機器を入れ替える制御リニューアルを実施してきましたが、制御リニューアルにおいては、重量や寸法の制約によって新しい巻上機を機械室に納められず、断念するケースがありました。
こうした背景から、日立と日立ビルシステムは、今回、軽量かつ小型のギヤレス巻上機を新たに開発し、制御リニューアルの対象となるロープ式オーダー型エレベーターの範囲を拡大するとともに、制御リニューアルのメニューを体系化し、「G_Select」の新メニューとして追加しました。
オーダー型エレベーターは、事務所や工場、倉庫など、設置環境によって条件が大きく異なることから、今回追加した新メニューは、制御盤や巻上機などの主要機器を取り換える基本メニューに、お客さまのニーズに応じて個別にセレクトメニューを追加する構成としています。
基本メニューでは、最新のインバーター式の制御盤と、二重ブレーキを搭載した巻上機への取り換えにより、戸開走行保護装置が標準装備されるため、安全性の向上を実現します。さらに、セレクトメニューとして、各種の地震対策、乗降時の安全に配慮したドアセンサーの設置、最新の乗り場インジケーターやかご天井への取り換えなど、多様なメニューを揃え、お客さまの予算や希望工事期間に応じて自由に選択可能です。
日立と日立ビルシステムは、設置後20年を経過した日立製のロープ式オーダー型中低速エレベーター約5,800台を対象に、「G_Select」の新メニューを提案し、エレベーターの安全性、快適性の向上、充実した保全サービスの提供を図ります。
「G_Select」の新メニューの特長
1. リニューアル工事期間の短縮
従来、巻上機の重量や寸法の制約で、制御リニューアルを実施できず、準撤去リニューアルを実施していた場合との比較で、最短25日間の工事期間が必要となる準撤去リニューアルに対し、最短10日間で実施*2可能です。工事期間の大幅な短縮により、利用者の利便性低下を抑制します。
2. お客さまの多様なニーズに応じたセレクトメニュー
お客さまのニーズに応じて、初期微動感知地震時管制運転をはじめとする地震対策や、乗降時の安全に配慮したドアセンサーの設置、大きな文字で階数表記ができる乗り場インジケーター、雰囲気を一新できるかご天井の取り換えなど、お客さまの予算や希望工事期間に応じて自由に選択できる多様なセレクトメニューを揃えました。
3. 充実した保全サービスの提供
リニューアルの実施により、日立と日立ビルシステムが最新のエレベーター向けに提供する保全サービス「新スーパーヘリオスメンテナンス」の利用が可能になり、専門技術者が行っていた点検を24時間365日、常に行えるように構築し、切れ目なく安全・安心な環境を提供します。
また、震度5弱程度までの地震によって運転が休止した際に、自動で安全かつ迅速にエレベーターを仮復旧する「ヘリオスドライブ」*3や、運転休止やドア開時間などのエレベーター制御、お客さま作成メッセージや風景などのかご内液晶情報表示をそれぞれ遠隔で設定できる「ヘリオスコントロール」、「ヘリオスインフォメーション」など、最新の多様な保全サービスの利用が可能になります。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
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概要:日立製作所
詳細は www.hitachi.co.jp をご参照ください。
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