エーザイ、レンボレキサントの臨床第III相試験の統合解析を含む最新データを第33回米国睡眠学会年次総会において発表

TOKYO, May 29, 2019 - (JCN Newswire) - エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)は、2019年6月8日から12日まで米国テキサス州サンアントニオで開催される第33回米国睡眠学会(SLEEP 2019)年次総会において、睡眠と覚醒を調整する睡眠覚醒障害治療剤として不眠障害およびアルツハイマー病/認知症に伴う不規則睡眠覚醒リズム障害(ISWRD)を対象に開発中のレンボレキサントに関して、最新データを発表することをお知らせします。

本発表では、レンボレキサントの日常機能、疾患重症度に及ぼす影響や入眠および睡眠維持について、不眠障害を対象とする2つのピボタル臨床第III相試験であるSUNRISE 1(304試験)とSUNRISE 2(303試験)を統合した1,955人の患者様集団における統合解析のほか、高齢者や軽度閉塞性睡眠時無呼吸症患者様におけるレンボレキサント投与後の呼吸機能の安全性評価、およびISWRDに対する最新の前臨床データ等について8演題のポスター発表を行います。

レンボレキサントは、オレキシン神経伝達に作用する薬剤であり、外部刺激による目覚めには影響せず、覚醒を制御することで睡眠と覚醒を調整すると考えられており、不眠障害をはじめとする睡眠覚醒障害治療薬としての開発を行っています。不眠障害に係る適応では、2018年12月に米国において、2019年3月に日本において、それぞれ新薬承認申請を行っています。進行中の臨床試験については、clinicaltrials.govをご覧ください。

当社は、レンボレキサントの開発を通じ、睡眠障害の患者様が、より寝つきよく、ぐっすりと眠り、翌朝にすっきりと目覚められる薬剤をお届けすることを目指すとともに、新たなアンメット・メディカル・ニーズの充足と患者様とそのご家族のベネフィット向上に、より一層貢献してまいります。

また、当社は本学会において、ポスター発表に加え、不眠障害の診断と治療方針決定に関する対話形式のシンポジウムを主催します(開催日時:6月9日(日) 6:15pm-8:30pm (現地時間))。

本リリースの詳細は下記をご参照ください。
http://bit.ly/2HGBEZ3

概要:エーザイ株式会社

詳細はwww.eisai.co.jpをご覧ください。

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