WEC2022年シーズン 第2戦 スパ・フランコルシャン6時間 決勝:TOYOTA GAZOO Racing、GR010 HYBRID 7号車が今季初勝利
Toyota City, Japan, May 9, 2022 - (JCN Newswire) - 5月7日(土)、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで2022年FIA世界耐久選手権(WEC)第2戦スパ・フランコルシャン6時間の決勝レースが行われました。天候が激しく変わる「スパ・ウェザー」による波乱のレースを、TOYOTA GAZOO Racingのハイパーカー GR010 HYBRID 7号車が制し、今季初勝利を飾りました。
WECディフェンディングチャンピオンの小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名がドライブするGR010 HYBRID 7号車は、大荒れとなった「スパ・ウェザー」に見舞われながらのハイパーカークラスの接近戦を制し、ル・マン24時間レースの前哨戦となる、シーズン第2戦スパでついに勝利を勝ち取りました。
チームはWECスパ戦での6年連続勝利。そして、7号車にとってはアクシデントでリタイアに終わった前戦セブリングの雪辱を果たす勝利で、GR010 HYBRIDは昨年のスパデビュー以来、8戦中7勝目を飾ることとなりました。
残念ながら、今大会、チェッカーを受けたのは2台のGR010 HYBRIDのうち1台のみでした。セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の3名がドライブする8号車は、レース序盤戦をリードしたものの、1時間半ほどが経過したところでハイブリッド・システムのトラブルにより戦線離脱を余儀なくされました。
レースは、4番手グリッドからスタートを切ったブエミのドライブする8号車が、1周目に2位へとポジションを上げる好スタートを切り、3番手グリッドのコンウェイの7号車も、スタ-ト直後の1コーナーで一旦は順位を落とすもすぐに追い上げ、3位で続きました。
16周目、2台のGR010 HYBRIDは、同じ周に続けて首位のグリッケンハウスをかわし、8号車が首位、7号車が2位へとポジションを上げました。2台のGR010 HYBRIDがレースをリードし後続を徐々に引き離し始めるも、スタートから1時間ほどが経過したところで雨が降り始め、LMP2車両のクラッシュによりレースは赤旗中断となりました。
25分間の中断のあと、レースはセーフティカー先導で走行を再開しましたが、首位につける8号車は、セーフティカー走行中にコース脇にストップ。ブエミはそのまま車両を降り、8号車はリタイアとなってしまいました。まもなく再スタートが切られるも、雨は激しさを増したため、7号車のコンウェイはピットへ向かい、ウェットタイヤへと交換。3位へと順位を落としました。
さらに強さを増した雨により、コースコンディションは悪化し、レースはさらに2度の赤旗中断を経て、残り2時間強で再開されました。雨は止み、徐々に路面が乾き始めるコンディションの中で、レース再開時に2位につけていた小林の7号車は、すぐに前を行くWRT 31号車をパスし首位を奪還しました。
最後の1時間半はロペスが7号車のステアリングを引き継ぎ、インターミディエイト・タイヤで最終スティントに向かいました。レースは終盤に3度のフルコースイエローが出される中で、最後まで3台のハイパーカークラス車両による接近戦が展開されました。
ロペスは、さらに路面が乾いていったレース終盤もこのバトルをコントロールし、2位のアルピーヌ36号車に27.473秒差をつけてトップでフィニッシュを果たしました。
チームはすぐにドイツ・ケルンの本拠地へと戻り、WECシーズン最大のイベントである次戦ル・マン24時間レースへ向けた準備を開始します。2022年のル・マン24時間レースは6月11日(土)から12日(日)にかけて開催され、チームは5連覇に挑みます。
豊田章男(TOYOTA GAZOO Racingチームオーナー):
7号車のみんな、今シーズンの初勝利をありがとう。
可夢偉が代表となった新チームの初勝利に私も少しホッとしました。
可夢偉、二足のわらじ、お疲れさま、ありがとう。
8号車は早い段階でのリタイアでデータも取れず、平川も経験を積むことができず、残念なレースだったと思います。
今回のトラブルは激しい雨が原因かもしれません。
ですが、クルマはどんな環境でも安心して乗れるものでないといけません。
そして、次のル・マンもどんな天気になるかわかりません。
今回のトラブルの真因を見つけ、次の戦いに向けて備えてもらいたいと思います。
ル・マン24時間は7号車も8号車もチェッカーを切ってほしい…
そのためにチーム全員でクルマをもう一度見つめ直して、6人のドライバーが気持ち良く走れるクルマになるよう改善をお願いします。それができれば我々のクルマは誰より長い距離を走れると信じています。
チームのみんな残り一か月、よろしく頼みます。
ファンの皆さま、今回も応援ありがとうございました。
ル・マンでは、2台のGR010 HYBRIDを24時間ずっと応援いただけるようまた明日からチームみんなで努力してまいります。
引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/wec/release/2022/rd02-race/
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
Copyright 2022 JCN Newswire. All rights reserved. www.jcnnewswire.com
source https://www.jcnnewswire.com/pressrelease/75075/3/
WECディフェンディングチャンピオンの小林可夢偉、マイク・コンウェイ、ホセ・マリア・ロペスの3名がドライブするGR010 HYBRID 7号車は、大荒れとなった「スパ・ウェザー」に見舞われながらのハイパーカークラスの接近戦を制し、ル・マン24時間レースの前哨戦となる、シーズン第2戦スパでついに勝利を勝ち取りました。
チームはWECスパ戦での6年連続勝利。そして、7号車にとってはアクシデントでリタイアに終わった前戦セブリングの雪辱を果たす勝利で、GR010 HYBRIDは昨年のスパデビュー以来、8戦中7勝目を飾ることとなりました。
残念ながら、今大会、チェッカーを受けたのは2台のGR010 HYBRIDのうち1台のみでした。セバスチャン・ブエミ、ブレンドン・ハートレー、平川亮の3名がドライブする8号車は、レース序盤戦をリードしたものの、1時間半ほどが経過したところでハイブリッド・システムのトラブルにより戦線離脱を余儀なくされました。
レースは、4番手グリッドからスタートを切ったブエミのドライブする8号車が、1周目に2位へとポジションを上げる好スタートを切り、3番手グリッドのコンウェイの7号車も、スタ-ト直後の1コーナーで一旦は順位を落とすもすぐに追い上げ、3位で続きました。
16周目、2台のGR010 HYBRIDは、同じ周に続けて首位のグリッケンハウスをかわし、8号車が首位、7号車が2位へとポジションを上げました。2台のGR010 HYBRIDがレースをリードし後続を徐々に引き離し始めるも、スタートから1時間ほどが経過したところで雨が降り始め、LMP2車両のクラッシュによりレースは赤旗中断となりました。
25分間の中断のあと、レースはセーフティカー先導で走行を再開しましたが、首位につける8号車は、セーフティカー走行中にコース脇にストップ。ブエミはそのまま車両を降り、8号車はリタイアとなってしまいました。まもなく再スタートが切られるも、雨は激しさを増したため、7号車のコンウェイはピットへ向かい、ウェットタイヤへと交換。3位へと順位を落としました。
さらに強さを増した雨により、コースコンディションは悪化し、レースはさらに2度の赤旗中断を経て、残り2時間強で再開されました。雨は止み、徐々に路面が乾き始めるコンディションの中で、レース再開時に2位につけていた小林の7号車は、すぐに前を行くWRT 31号車をパスし首位を奪還しました。
最後の1時間半はロペスが7号車のステアリングを引き継ぎ、インターミディエイト・タイヤで最終スティントに向かいました。レースは終盤に3度のフルコースイエローが出される中で、最後まで3台のハイパーカークラス車両による接近戦が展開されました。
ロペスは、さらに路面が乾いていったレース終盤もこのバトルをコントロールし、2位のアルピーヌ36号車に27.473秒差をつけてトップでフィニッシュを果たしました。
チームはすぐにドイツ・ケルンの本拠地へと戻り、WECシーズン最大のイベントである次戦ル・マン24時間レースへ向けた準備を開始します。2022年のル・マン24時間レースは6月11日(土)から12日(日)にかけて開催され、チームは5連覇に挑みます。
豊田章男(TOYOTA GAZOO Racingチームオーナー):
7号車のみんな、今シーズンの初勝利をありがとう。
可夢偉が代表となった新チームの初勝利に私も少しホッとしました。
可夢偉、二足のわらじ、お疲れさま、ありがとう。
8号車は早い段階でのリタイアでデータも取れず、平川も経験を積むことができず、残念なレースだったと思います。
今回のトラブルは激しい雨が原因かもしれません。
ですが、クルマはどんな環境でも安心して乗れるものでないといけません。
そして、次のル・マンもどんな天気になるかわかりません。
今回のトラブルの真因を見つけ、次の戦いに向けて備えてもらいたいと思います。
ル・マン24時間は7号車も8号車もチェッカーを切ってほしい…
そのためにチーム全員でクルマをもう一度見つめ直して、6人のドライバーが気持ち良く走れるクルマになるよう改善をお願いします。それができれば我々のクルマは誰より長い距離を走れると信じています。
チームのみんな残り一か月、よろしく頼みます。
ファンの皆さま、今回も応援ありがとうございました。
ル・マンでは、2台のGR010 HYBRIDを24時間ずっと応援いただけるようまた明日からチームみんなで努力してまいります。
引き続き、ご声援よろしくお願いいたします。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://toyotagazooracing.com/jp/wec/release/2022/rd02-race/
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
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